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打ちっぱなしコンクリートに塗装工事が必要な理由とは?

打ちっぱなしコンクリートの塗装工事は、美観性の向上により賃貸物件であれば入居率の向上などのメリットがあるのはもちろんのこと、建物自体の劣化も防止できる非常に大切な工事です。
今回の記事では、打ちっぱなしコンクリートに塗装工事を行った様子を詳しくご紹介しています。打ちっぱなしコンクリートの劣化が気になり初めている方、必見です!

打ちっぱなしコンクリートに、ひび割れや汚れは発生していませんか?

おしゃれな風合いで人気な打ちっぱなしコンクリートの外壁。時間が経つと、黒っぽいシミ汚れやひび割れなどの見た目に影響の出る劣化が出てしまいますよね。

見た目が悪いだけなら後回しでも…

なんてお考えではありませんか?

実は、コンクリートの劣化は建物の耐久性自体に悪影響を及ぼす場合があるので、放置は危険なんです…!

この記事では、塗装工事の専門家である山陽工業が、打ちっぱなしコンクリートにはなぜ塗装工事を行うべきなのかを、実際の塗装工事の様子を含めて詳しくご紹介しています。

こんな方は必見!

・打ちっぱなしコンクリートにひび割れや汚れが目立ち始めた
・打ちっぱなしコンクリートの劣化原因を知りたい
・打ちっぱなしコンクリートに塗装工事をすべきか迷っている

1.打ちっぱなしコンクリートに多い劣化症状とその原因

まずは、多く見られる打ちっぱなしコンクリートの劣化症状からご紹介します。

以下のような劣化症状、皆さんも見覚えはありませんか?

01 ひび割れ

アパート・マンション 修繕工事 ひび割れ

コンクリートのひび割れは、非常に発生しやすい劣化症状です。
様々な原因により発生しますが、最も一般的な原因はコンクリートの乾燥収縮によるものです。コンクリート打設後は、時間の経過と共に内部の水分が抜けて乾燥が生じます。この乾燥により、コンクリートにひび割れが発生します。

このひび割れは、雨などが建物の躯体に浸み込む原因になります。放置すると雨漏りに繋がってしまうので、気付いた段階で補修を行う必要があります。

02 シミ・カビ

シミやカビなどの汚れが発生しているコンクリートも目にしたことがあるのではないでしょうか?
まずシミ汚れの原因は、水分を吸収しやすいコンクリートの性質によるものです。その性質により、雨水などに含まれていた汚れも吸収し、表面に黒ずみとして残ってしまいます。

次にカビの原因は、日当たりの悪さ・湿度の高さによってコンクリート表面に水分が残ることです。この水分がやがてカビになってしまいます。

2.打ちっぱなしコンクリートに塗装工事が必要な理由

打ちっぱなしコンクリートは、おしゃれな風合いが特徴的ですが、その風合いを残すために表面仕上げが施されていない分、経年と共に劣化が発生しやすくなっています。

その劣化症状によっては、美観を損なうだけではなく構造の強度自体の低下にも繋がってしまうので、メンテナンスを定期的に行う必要があります!

そこで行うのが、塗装工事によるメンテナンスです。打ちっぱなしコンクリートに塗装工事を行うことで、美観が保たれる上にコンクリートに専用の塗料で保護層を作り壁面の劣化を防ぐことができます!

では、劣化している打ちっぱなしコンクリートに行った山陽工業の塗装工事をご紹介します!上記でご紹介した劣化症状に見覚えのあった方は、要チェックです!

3.今回塗装工事をする打ちっぱなしコンクリート外壁の劣化状況

今回塗装工事を行うのは、マンション外壁の打ちっぱなしコンクリートです。

このようにひび割れが細かく全体的に発生してしまっています。
ひび割れはコンクリート外壁自体の耐久性の低下に繋がるので、早めに対処する必要があります。

4.打ちっぱなしコンクリートの外壁塗装工事の流れ
(1)下地補修

始めに行うのが下地補修です。

下地補修では、上からモルタルを均一に塗ることでコンクリート表面のひび割れを補修しています。

ひび割れをそのままにしておくと、仕上がりに影響が出るだけはなく 劣化速度も早めることになってしまいます!!

下地補修で、細かいひび割れが補修されて凹凸のない綺麗な外壁が出来上がりました!

(2)研磨

下地補修後、研磨をします。専用の機械で研磨をすることで、下地補修後の外壁をより平らなものにします。

(3)洗浄

壁面が平らになったら、高圧洗浄機で洗浄を行います。
壁面の余分な汚れなどを水の強い圧力で落とし綺麗にすることで、塗料の密着度を高めます

(4)プライマーの塗布

プライマーを塗布します。
プライマーには、次に塗る塗料を下地に密着しやすくする効果があります。

(5)ベースの塗布

ここからが塗装作業で、まず表面にベースと呼ばれる塗料を塗っていきます。
この作業は2回行うことで、厚く均一な塗膜を作ります。

ベースの灰色は、明るさをお選びいただくこともできます!

細かい部分はハケで丁寧に塗り込みます。

ローラーで塗り切れない丸い凹み部分も、筆で丁寧に1箇所ごとに塗っていきます。

(6)模様付け

次に、コンクリートの模様を付ける作業です。
コンクリート表面のリアルな風合いを出すために、全体に専用のパッドでパタパタと丁寧に模様を付けています。

コンクリート表面ならではのリアルな質感を出すこの作業は、仕上がりを左右するとても大切な工程です!

(7)クリアー材の塗布

最後にクリアー材を塗ります。この塗料を最後に塗ることで、表面を保護する役割があります。

この塗料も2度塗りをして、厚い塗膜を作り表面をしっかりと保護します。

この工程を終えたら、打ちっぱなしコンクリートの塗装工事が完了です!

5.打ちっぱなしコンクリートの外壁塗装工事のBefore&After

構造が複雑な箇所まで、丁寧に仕上がりました!

近くで見てもひび割れはなくなっていますね!

6.打ちっぱなしコンクリートの塗装工事の費用

気になる打ちっぱなしコンクリート塗装工事の費用ですが、使用する塗料の種類によって異なります。

シリコン系塗料 4,800円/㎡~

フッ素系塗料 5,400円/㎡~

※上記は参考価格となります。現場の状態などにより、価格は変動しますのでご了承ください。

また、打ちっぱなしコンクリート塗装工事は、

建物をどのような見栄えにしたいのか?
・何のために工事を行うのか?
・どれくらいの予算におさめたいのか?

といったお客様のご要望によって、塗料の種類や塗る回数も変わります

まずはお気軽にご相談ください!

7.打ちっぱなしコンクリートの塗装工事なら、山陽工業へ!

打ちっぱなしコンクリートの塗装工事は、美観性の向上により賃貸物件であれば入居率の向上などのメリットがあるのはもちろんのこと、建物自体の劣化も防止できる非常に大切な工事です。

また、山陽工業には「コンクリート診断士」という資格を保持しているコンクリートのプロが在籍しています!

コンクリート診断士

・日本コンクリート工学会という団体が実施する講習会を受講し、試験に合格した者
・試験の合格率は15%前後と高難易度
・コンクリートの劣化状況を見て、その劣化の原因を診断する知識を持つ
・劣化の原因を原因を診断した上で、どのような工法で補修すべきかを的確に判断できる

そのため、
この劣化は何が原因で発生したのか?
原因を診断した上で、どのように補修すべきか?
などの、専門業者でも判断が困難なことがあるこのような疑問も、コンクリート診断士なら的確に判断することが可能です

今回ご紹介した打ちっぱなしコンクリート塗装工事のみではなく、様々な補修方法の中からお客様のお悩みやご要望に応じた最適な方法をご提案いたしますので、コンクリートに関するお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください!

なお、対応エリアは以下の通りです。

この記事を書いた人 山陽工業 みさと

広報部として現場で色々な知識を得て、皆さんに発信していきます!

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