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カーポートやベランダ屋根に!波板交換工事の流れをご紹介!

カーポートや駐輪場・物置・ベランダの屋根として多く使われている波板。波板は屋根として雨や風などから人や物を守る大切な役割を担っているので、劣化を放置せずに適切な時期に交換を行う必要があります。
今回の記事では、波板の種類から物置小屋の波板交換工事の様子までご紹介しています。波板の劣化が気になっている方は是非ご一読ください!

波板の劣化、気になっていませんか?

カーポートや駐輪場・物置・ベランダの屋根として多く使われている波板

薄い素材で手軽に扱えるため便利な素材ですが、経年と共に割れなどの劣化が発生し始め、そのままにしておくと見栄えが悪い上に雨漏りに繋がってしまうので、適切な時期に交換を行う必要があります。

波板の交換はDIYとして自分で行える場合もありますが、仕上がりに不安が残ったり、台風による強風で飛ばされ自分だけではなく飛ばされた屋根が2次被害を与えることも少なくありません。
また、取り付ける場所の枠が劣化しているとうまく取り付けられなかったり、2階や屋根などの高所への取り付けは危険も伴います

そのため、施工場所に合った方法と波板の種類を適切に選び、しっかりと取り付けを行うことが大切です。

今回の記事では、波板の種類から物置小屋の波板交換工事の様子までご紹介しています。

波板の劣化が気になっていて、交換を検討している…という方、必見です!

1.波板の特徴とは?
波板とは
波板(なみいた)とは、その名のとおり波打った形状をしている板状の建材のことです。

■多く使用されている場所
 ・ベランダ
 ・カーポートや駐輪場
 ・簡易物置

などの屋根材に多く使用されています。表面が波状になっていることで強度が高い上に、構造上雨が流れやすいというメリットがあります。

2.波板の種類

また、波板には様々な種類がありそれぞれの特徴によって、用途や適切な施工場所が異なります。

主な波板の種類
・ポリカーボネート製
・ガルバニウム製
・塩化ビニル樹脂製
・ガラスネット製

それぞれの波板の特徴と、耐久年数をご説明します!

①ポリカーボネート製

■耐久年数:7~10年

ポリカーボネートは、合成樹脂の一種で耐衝撃性透明性に優れており非常に人気の高い素材です。

紫外線のカット率がほぼ100%というメリットがあり、紫外線の影響を受けやすいバルコニーやテラスの屋根への施工はもちろん、物置や車庫の屋根へ使用することで紫外線による大切な道具や車の劣化を防ぎます。

②ガルバニウム製

■耐久年数:15~20年

ガルバニウムは、鋼板に溶融した亜鉛とアルミ・シリコンを付着させてできている素材です。腐食に耐える性質である耐食性と、耐熱性強度の高さを兼ね備えているため非常に長持ちをする素材で、ご紹介する4種類の波板の素材の中でも一番強度が高いです。

寿命が長く強度が高いことから、一般用途の屋根だけではなく、倉庫や工場の屋根でも多く使用されています。

③塩化ビニル樹脂製

■耐久年数:3~4年

塩化ビニル樹脂は、塩化ビニルを重合させたプラスチックの一種です。昔は屋根材として定番で扱われていた素材ですが、現在は駐輪場の天井などの比較的範囲の小さな場所に使用されます。

他の素材に比べて安価というメリットがありますが、耐久性が低く劣化がしやすいため、長期的な利用には向いていません。長持ちをさせたい場所に使用する場合は他の素材の方が安心です。

④ガラスネット製

■耐久年数:4~5年

ガラスネット製は、塩化ビニル樹脂の中にガラスネット繊維を組み込み、強度を高めた素材です。そのため、塩化ビニル樹脂製と比べると強度が高くなっているのが特徴です。

ガラスネット繊維が組み込まれている分、塩化ビニル樹脂製よりも固い材質になっており、個人で扱うには注意が必要な素材です。

ご紹介したように、波板の素材によって様々な特徴があります。これらの特徴を理解した上で、用途に適した波板を選んで施工することが大切です。

初めにご説明したポリカーボネート製の波板を使用して、物置小屋屋根の交換工事を行った様子をご紹介します。

3.波板の交換工事を行う施工場所

今回波板交換工事を行った施工場所はこちらです。

物置小屋の屋根として使用されている波板で、全体的に黒くなり見た目が悪くなってしまっています。

全体的な美観を下げてしまうので、波板を新しいものに交換していきます。

4.波板の交換工事の手順
(1)既存波板の撤去

まず、既存の波板を撤去します。

波板を止めているボルトを1つづつ緩めていきます。

全て丁寧に外して、取り外しが完了しました!

取り外した波板はこちらです。

下から見るとわかりにくかったですが、汚れが目立ちますね。
低い位置に設置されている屋根の場合は特に目に付くので、交換の検討をおすすめします。

(2)墨出し

新しく取り付ける波板がこちらのポリカーボネート製の波板です!

スケールで屋根のサイズを確認したあと、墨ツボで赤い線を引いきます。
墨ツボを使うことで、切り出すための真っすぐで正確な線を引いています。

(3)新規波板の取り付け

サイズを合わせて切り出した波板を取り付けていきます。

波板を交換する前と同じように、ナットで固定します。

取り付けが完了しました!

5.波板の交換工事のBefore&After
6.波板の交換工事の工期

今回の物置小屋の屋根の波板交換工事でかかった日数をご紹介します。

工期:1日

※劣化状況や施工範囲などにより変動する場合がありますので、あくまで参考としてご認識ください。

7.波板の交換工事なら、山陽工業へ!

今回は、山陽工業で行った波板交換工事の様子をご紹介しました。
波板は屋根として雨や風などから人や物を守る大切な役割を担っているので、劣化を放置せずに交換することをおすすめします。

また山陽工業は、防水工事・外壁修繕工事を中心として年間650件以上の工事を請け負ってまいりました。
そのため、今回ご紹介した波板の交換工事だけではなく、カーポートやベランダ屋根自体の取り付けなど、建物に関するご相談なら何でも大歓迎です。どんな小さなお悩みもお気軽にご相談ください!

なお、対応エリアは以下の通りです。

この記事を書いた人 山陽工業 みさと

広報部として現場で色々な知識を得て、皆さんに発信していきます!

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