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雨の日も安心!防滑塗装で転倒防止

雨の日のタイル、滑りやすくてヒヤヒヤしませんか?今回の記事では水に濡れると滑りやすくなるタイルの質感を変身させ、滑りにくくする「防滑塗装」についてご紹介します!

雨の日のタイル、滑りやすくてヒヤヒヤしませんか?
タイル

ご自宅の玄関やお住まいのマンションの土間、勤め先のオフィスビルのエントランス…普段何気なく歩いているその足元、よく見るとタイルが使われていませんか?

様々な場所で使用されているタイルですが、表面の素材によっては雨などの水に濡れると滑りやすくなり、転倒やケガに繋がる恐れがあります。

また雨に限らず、往来する人の靴や傘に付いた水気が床に落ちてしまうことや、清掃後に水気が残っているケースもあるので、雨に濡れない場所でも安心はできません。

自身がケガをしたくないのはもちろん、お持ちの建物で誰かがケガをしてしまったらと思うと…不安ですよね。

そんな不安を解消!そのタイル、山陽工業の「防滑塗装」で滑りにくくします!
防滑塗装とは何か、どんな流れで工事を行うかなどを詳しくご紹介していきます。

マンション住民の方が万が一ケガをしてしまったらどうしよう?
様々な人が行き交うオフィスビル、中には滑りやすい靴もあるから心配…
家族が安心して過ごせるよう、自宅から少しでも不安を取り除きたい!

上記のようなお悩みを抱えている建物所有者様・管理組合様、必見です🔍

1.防滑塗装とは?

そもそも、防滑塗装(ぼうかつとそう)とは一体なんでしょうか?

防滑塗装とは、表面をザラザラした質感に仕上げ、床などを滑りにくくする塗装のことです。通常の塗料ではもちろんザラザラした質感にはなりませんが、骨材(こつざい)が混ざることでその質感が生まれます。

骨材
骨材 例

「骨材」は、コンクリートを作る際等に用いられる、砂や砂利などの総称です!

尚、最初から骨材が入った塗料を使用するケースもあれば、塗料に骨材を混ぜて使用するケース、塗装後に骨材を散布するケースがあります。施工する場所や状況に応じてどれが適切かが変わってくるため、弊社にご相談いただいた際は、最適な手法をご提案いたしますのでご安心ください!

2.ご依頼までのお悩みも解決!

今回弊社に防滑塗装の依頼をしてくださったのは、とあるマンションの管理組合様です。マンションの土間のタイルが濡れており、居住者様が足を滑らせ転倒してしまったことが発端でした。

そちらのマンションは棟が複数に分かれており、また敷地内にはマンション以外の施設も建っています。その中のとある施設の土間のタイルにのみ、既に防滑塗装が施されていました。

そこで居住者様がより安心して生活できるよう、「その施設と同じように、他の建物にも防滑塗装を施したい」とのことで、弊社にご依頼をいただきました!

だけどここで新たなお悩みが……

骨材は粒の大きさが違うなどのバリエーションがあるんです。ものによってどれだけ滑りにくいかや価格が変わるため、ご依頼者様はどれを採用するか非常に悩まれていました…。

工事の前に仕上がりをイメージできるよう、防滑塗装を施した見本板をお見せできる場合もあるのですが、今回はご依頼者様から「もっとしっかりとイメージを固めたい」とのご要望があったため、狭い範囲に3種類の防滑塗装を試験的に施し、その仕上がりを確認してから、最終的に全ての建物にどれを塗装するかを決めることにしました!

3.防滑塗装工事の流れ

それでは工事の様子をご紹介します。今回は試験的な施工のため、施工するのは狭い範囲ではありますが、流れとしては実際の工事と変わりません!

こちらが今回防滑塗装を施すタイルです。もしここで滑って頭を打ったら…とても危険ですね。

防滑塗装タイル
ケレン

まずは周囲に塗料などが付着しないよう、施工する範囲を養生テープでしっかりと囲ってから、ケレンを行います。

ケレンとは、塗装する表面を研磨しきれいにすることです。ケレンを行うことで塗装する面が整い、塗料がしっかりと密着します。

ケレン
プライマー塗布

ケレンが終わったら、プライマー(下塗り剤)を塗布します。塗装する面と、この後塗る上塗り剤をしっかり密着させる役割があります。

上塗り剤塗布

次に、上塗りを2回行います。

塗料には様々な種類があり、それぞれ色味や成分が異なるため、塗り重ねる回数は材料によって異なります。材料ごとに乾燥時間や使用すべき工具も変わってくるため、メーカーさんが定めた仕様をきちんと確認することが重要です。

今回の工事で使用する塗料の仕様は2回塗りだったので、仕様に則り2回塗り重ねます!

こちらで使用した上塗り剤は、骨材が最初から含まれている塗料のため、骨材の散布は行いません。骨材が含まれていない塗料の場合は、上塗り1回目・2回目の間に骨材を散布します。

トップコート塗布

最後に塗装した面を保護するため、トップコートを塗布して施工完了です。

表面がザラザラした、滑りにくい質感に変身しました!

防滑塗装

これをもとに、まだ工事を行っていない場所にどれを採用するかをご依頼者様が検討し、決まり次第他の場所にも防滑塗装工事を実施する予定です。

4.工事にかかる日数

今回は上記のように少し狭い範囲を計3箇所施工し、乾燥する時間も含めて2日間で工事が完了しました。
(※工事範囲や現場の状況・天候等によって変動します。)

施工から乾燥が終わるまで、施工した箇所は通行することができないのでご注意ください!

5.調査・御見積は無料!

防滑塗装工事の金額は、施工規模や現場の状況によって異なるため、現地を確認の上御見積させていただきます。

現地調査・御見積は無料ですので、ぜひページ下部の問い合わせフォームよりお問い合わせください!

また、今回の記事では防滑塗装についてご紹介しましたが、山陽工業では外壁の補修・塗装工事や防水工事など、様々な工事を承っております。

扉1枚のちょっとした不具合改善から、官公庁施設の漏水補修、マンションの大規模修繕まで、年間450件以上の工事実績*は、様々なお悩みを解決してきた証です。

工事や建物の大きさに関わらず、「こんなこともやってくれるの?」といったことまで、建物についてのお悩みなら何でもご相談くださいませ!

なお、対応エリアは以下の通りです。

施工経歴の一部を、会社概要内でご紹介しております。

この記事を書いた人 山陽工業 みほ

・2015年に山陽工業の管理部として入社
・事務職として建設業の書類作成を極めていましたが、お客様により喜んでいただけるようなご提案ができるよう、現在工事内容についても勉強中!

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