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原因は外壁や屋根だけじゃない!地下駐車場の雨漏り修理工事

『雨漏りの修理』と言うと、建物の屋根や壁を直すイメージがあるかと思いますが、建物の形状によっては、お庭や駐車場等建物の外にも雨漏りの原因になる箇所が潜んでいることがあります。山陽工業では、原因箇所に関わらず、どんな雨漏りも修理を承っています!この記事では、マンションのお庭に行った雨漏り修理工事についてご紹介しています。建物の外への雨漏り修理工事をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

・地下の駐車場で雨漏りが発生してしまった!
・雨漏りしているけれど、どこから水が入ってきているのかわからない…

そんなお悩みをお持ちの方、ぜひご覧ください!

雨漏りが発生すると、浸入した水によって壁紙が汚れるだけでなく、家具等室内のものが濡れてしまったり、カビによる健康被害の恐れもあるため、迅速な処置が必要です。

『雨漏りの修理』と言うと、建物の屋根や壁を直すイメージがあるかと思いますが、雨漏りの原因になるのは建物だけではありません。建物の形状によっては、駐車場やお庭等、建物の外にも原因になる箇所が潜んでいることがあります。

山陽工業では、原因箇所に関わらず、どのような雨漏りも修理を承っています!

今回の記事では、マンションの地下駐車場に行った雨漏り修理工事についてご紹介します。
建物の外への雨漏り修理工事をご検討中の方は、ぜひ参考になさってください。

1.雨漏り発生!原因はどのように突き止める?

今回工事を行ったのは、地下に駐車場があるマンションです。

地下駐車場の天井にある配管から雨漏りが発生したとのご相談をいただき、調査しました。

雨漏りが発生したら、雨漏りが発生した場所の近辺から水の入り口を探っていきます。

今回の建物の場合、上の図の通り雨漏りが発生した配管の真上には1階のお部屋のお庭があるため、そこを調査しました。
お庭の床にはタイルが貼られており、最初の調査でタイルの一部に浮きが確認できたため、そこが原因と判断し補修しました。しかし、それでも雨漏りは止まらず…

【図】一度目の調査・補修

更に詳しく調査を続け、お庭の排水口内を確認したところ、中にある配管の継ぎ目に隙間が発生していました。
2度目の調査で、雨漏りの本当の原因が判明しました。

雨漏りが発生した配管の真下付近には、マンション居住者様の大切なお車が…!無事に原因を突き止めることができて本当に良かったです。

今回は、雨漏りの原因である配管まわりに加え、新たな雨漏りの発生を防止するため、お庭の犬走り)にも防水処理を行いました。
※犬走り(いぬばしり)とは…泥の跳ね返り等で建物の足元が汚れないよう建物の周囲に設けられる、幅数十センチの通路状の床部分のこと。下の写真の「防水処理実施箇所②」の部分。

2.お庭・配管の雨漏り修理工事の流れ

雨漏りの原因箇所が明らかになったので、早速雨漏り修理工事を行います。

まずは、犬走りに敷いてある砂利を撤去し、清掃します。

排水口内には藻汚れ等が発生していたため、ヘラで削り取って清掃します。この作業を「ケレン」と呼びます。

次に、犬走りのコンクリート部分とお庭のタイル部分の継ぎ目に、隙間ができないように左官で補修します。
左官とは、下の写真の右側にあるコテを使って、モルタルを均していく作業です。

次に、排水口・犬走りにプライマーを塗布します。
プライマーには、後から使用する材料を密着させる、接着剤のような効果があります。

次に、隙間を埋める・隙間の発生を予防するため、排水口内の配管まわりと犬走りの入隅()にシーリング材を充填します。
※入隅(いりすみ)とは…壁や床等の二つの平面が合わさった箇所の内側の角のこと。

シーリング材は部材と部材の継ぎ目を埋めて気密性を保持するための材料です。ゴムのような素材で水を弾くので、今回のように防水材としても使われます。

次に、排水口・犬走りに防水材を塗布します。
塗布した防水材は、乾燥すると膜が形成され、塗布した箇所への水の浸入を防ぐことができます。

こちらで防水処理は完了です。
本当に水が漏れないかどうか確認するために、防水処理後に散水試験を行います。
もちろん、撒いた水は漏れずに済み、防水処理が正しく行われたことが分かりました。

最後に、犬走りに敷いてあった砂利を戻したら、雨漏り修理工事は完了です。

なお、今回ご紹介した防水工事は、2日で完了しました。

水が漏れないかしっかり確認してはじめて『工事完了』となります。これで雨の日も安心ですね!

3.雨漏り修理は、雨漏りのプロ・山陽工業へ!

今回工事を行ったマンションのように、普段なかなか目の届かない箇所も雨漏りの原因となる恐れがあります。

雨漏りを早く直したいけれど…
原因は建物の外にあるかも?
原因箇所の検討すらつかない!

そんな雨漏りに関するお悩み、何でも大歓迎です!

山陽工業は創業以来、ビルやマンションから戸建てまで、様々な規模の建物の、様々な箇所で発生した雨漏りを止めてまいりました。

原因箇所の解明のため、一般的な目視・打音による調査だけでなく、状況に応じてドローンや赤外線カメラを使用した調査)も実施しております。
※一部有料となりますので、事前にご相談させていただきます。

雨漏りによる被害が広がってしまう前に、山陽工業にぜひ一度ご相談ください!

なお、対応エリアは以下の通りです。

この記事を書いた人 山陽工業 かおり

・山陽工業で働く1児の母(2015年入社)
・「こんなこともやっているんだ!」と知っていただける、比較的小規模な工事や少し特殊な工事についての記事を主に投稿します。

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