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色褪せた外壁が綺麗に生まれ変わる外壁塗装工事

築年数が10年以上経った建物にお住まい、お持ちの家主様やオーナー様、管理組合の皆様へ。タイミングを見計って専門の業者に建物の調査を依頼してみてはいかがでしょうか?こちらの記事では、経年劣化により全体的に劣化してきたマンションの改修・修繕工事の様子をお伝えします!

色褪せた外壁は
建物が衰えているサイン!

よーく観察することで、思わぬ劣化が見つかるかもしれません

築年数が10年以上経った建物にお住まい、お持ちの家主様やオーナー様、管理組合の皆様へ。

タイミングを見計って専門の業者に建物の調査を依頼してみてはいかがでしょうか?

実害が出る前に手を打つことで、工事にかかる費用も比較的安く抑えられます。

本記事では、経年劣化により全体的に劣化してきたマンションの改修・修繕工事の様子をお伝えします!

1. Before&After

数ヶ月の工事期間を経て、色褪せていたマンション生まれ変わりました!

Before

After

2. マンションが綺麗になるまで
(1)建物の劣化状態をチェック

今回、工事を行ったマンションは洋館風の細やかな装飾と、薄ピンク色の外壁が特徴的な建物です。

とても華やかな印象がありますが、前回の改修・修繕工事から10年程経っているため、建物を調査してみると、劣化の症状がいくつも見つかります。

1 塗膜の剥がれ
塗膜の付着力が失われ、下地から剥がれています。

2 苔の発生
換気口の下に苔が発生しています。

3 配管の汚れ
配管周りに無数の汚れが付着しています。

4 チョーキング現象
外壁を指で触った時に、写真のような白い粉が付着していることを言います。塗料に含まれる合成樹脂が、雨や紫外線の影響で分解され、粉状になって浮き出ているのです。

5 ひび割れ
外壁の至るところに、細かいひび割れが発生しています。

こういった劣化を直さないまま放置しておくと、いずれ雨漏りや浸水などの実害が起きてしまう可能性があります!

実際の被害が発生する前と後では、工事の費用が大きく変わることもあるので、築年数と照らし合わせて上記のような汚れや劣化が出現してきたら用心しましょう。

(2)外壁の下地処理・補修

建物の劣化状況が分かったところで、早速工事に取り掛かります。

一番最初に行うのは下地処理・下地補修と呼ばれる作業です。

先程ご紹介した劣化に適切な処理・補修を施し、下地の状態を整えます。

例えば、外壁に発生してしまったひび割れは、この段階で直す=補修していきます。

ひび割れの大きさによって補修方法は異なり、0.3mm以上の比較的大きなひび割れはUカット工法と呼ばれるやり方で隙間を埋めていきます。

*Uカット工法の流れ

  • 外壁塗装工事
    1 ひび割れの溝がU字型になるよう、敢えて外壁を削ります。
  • 外壁塗装工事
    2 シーリング材を注入して、
  • 外壁塗装工事
    3 溝を一定の深さまで埋めます。
  • 外壁塗装工事
    4 シーリング材が乾いたら、接着を良くするためのプライマーを塗り、
  • 外壁塗装工事
    5 残りの溝部分に、モルタルを詰めていきます。
  • 外壁塗装工事
    6 ヘラを使って、余分なモルタルを削ったら
  • 外壁塗装工事
    7 水を含んだハケで軽くなぞり、補修をした部分が周囲の外壁と平らになるよう馴染ませます。
  • 外壁塗装工事
    8 大きいひび割れは、このように直していきます!

また他にも、このマンションには外壁を装飾する化粧材(=帯板・幕板)が、多数取り付けられているのですが、明らかに酷く損傷しています。

ですので、ひび割れの補修の時と同じくプライマーを塗ったら、

モルタルを形成して新しい下地を作っていきます。

下地処理・下地補修が完了しました!

(3)シーリング工事

続いて、シーリング工事を行います。

外壁と窓枠の間であったり、外壁材同士の間であったり、建物には様々な「隙間」があります。

シーリング工事は、このような隙間を埋めて、異なるパーツ同士の衝突を防ぎ、また雨水などの浸入からも守ってくれます!

どのような建物にも欠かせない存在で、改修・修繕工事を実施する際も、ほぼ必ず工事の対象になります。

シーリング工事では、劣化したシーリング材を剥がし、代わりに新しいものを充填します。

マンションのありとあらゆるシーリング部分を新しくしていきます。

(4)外壁の塗装

外壁を中心に、建物の各所を塗装していきます。

今回の外壁塗装には、既存の色と似ているようで、少し異なるピンク色が採用されています。

数ある見本帳の中から、ピンク系統のカラーを15〜16種類程ピックアップし、どれが良いかオーナー様に選んでいただきました。

塗料の選定の他にも、外壁に艶をつけるか否かに関して、じっくりご相談を重ね、最終的に半艶(=艶有りと艶無しの中間ぐらいの仕上がりになる)で仕上げることに決まりました!

外壁の塗装では、最初に下塗りと呼ばれる塗装を行います。

既存の外壁を真っ白に塗るこの作業は、下地と仕上げ用の塗料を密着性を高める役割を担った、重要な塗装工程です。

下塗りがきちんと乾いていることを確認したら、その上から仕上げとして、ピンク色の塗料を塗っていきます。

外壁に色鮮やかな塗料が塗られていく工程は、見ていてとても気持ちがいいです!

仕上げ用のピンク色塗料は2〜3回塗り重ねて、塗膜に厚みをつけていきましょう。

丈夫で分厚い塗膜は、紫外線や雨水、外部からの衝撃といったものから、建物を保護してくれます。

また外壁の他にも、バルコニーの天井や、玄関横のメーターボックスの鉄部分など、外観の様々な部位を塗り直しました。

(5)工事完了!

綺麗に仕上がった外壁を見て、オーナー様にもご満足頂けました!

3. 山陽工業の行う外壁塗装の費用

気になる外壁工事の費用ですが、山陽工業の場合、基本的に¥1,700+税/㎡〜 請け負っております。

※現場の状態・環境によって上記数字は変化します。あくまでも参考価格としてご承知下さいますようお願い致します。

4. 工事後1年目に点検を実施

建物の寿命を伸ばすためには、定期的なメンテナンスが必要です。そのため、山陽工業では「1年目→2年目→5年目→7年目→10年目」という間隔で点検を行っております。また、施工した全ての建物情報はデータベースで管理されているため、定期メンテナンスの時期を逃すことがなく安心です。

上記の点検頻度は建物によって異なる場合がございます。

今回施工したマンションの1年目点検を行ったところ、ひび割れなどの外壁の劣化は再発しておらず、綺麗な状態で1年間保つことができました!

山陽工業は、お客様の大切な建物にずっと寄り添います!

5. お客様に寄り添った工事提案を行います

山陽工業ではお客様のお悩みに沿いつつ、お住まい・お持ちの建物にとって最適な工事提案を行います。

得意とする防水・塗装工事に限らず、幅広い工種に対応していますので、どのような疑問や相談事でもお気軽にご連絡ください。

無料の建物調査&お見積もり作成を経て、まずはお客様の建物に工事が必要か否か判断いたします!

なお、対応エリアは以下の通りです。

この記事を書いた人 山陽工業 よーこちゃん

・山陽工業に入社して3年目の広報社員。
・たくさんの現場を巡って、日々様々な知識と写真を集めています。
・施工管理に長けた工事監督さん、この道何十年の熟練職人さんの方々に取材を行い、建物の修繕・改修に関する情報を発信していきます。

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