カテゴリー
全てのブログ 塗装工事 小規模工事 防水工事 PickUp工事! 工種別一覧

費用も工期も最小限に!部分的な雨漏り修理工事

建物のメンテナンス、お金も時間もかかるからまだいいかな…と考えていても、雨漏りが発生してしまったら、工事を先延ばしにはできません。この記事では、雨漏りの原因となった箇所だけの部分的な防水修理工事について詳しくご紹介しています。

工事ってお金も時間もかかる…

建物を所有されている方にとって、建物のメンテナンス問題は避けては通れません。

やらなくてはいけないことは分かっているけれど…工事にはお金も時間もかかるし、まだちょっと考えたい…

そんな風にお考えの方も多いことでしょう。

しかし、雨漏りが発生してしまったら、工事を先延ばしにすることはできませんよね。

あらゆる建物の防水・外壁工事を請け負う山陽工業では、建物全体の改修工事はもちろんのこと、外壁のひび割れた一部分や劣化した屋根の一部分など、雨漏りの原因となっている箇所だけの修理工事も大歓迎です!

雨漏りが発生したけど、建物全体じゃなく雨漏りの原因箇所だけ直したい!

…とお考えの方、ぜひご一読ください!

山陽工業は、年間650件以上の雨漏りをはじめとする工事を請け負ってまいりました!

山陽工業で直した雨漏り

エレベーターピットの水漏れ
地下駐車場の水漏れ
台風の時だけ発生する水漏れ
天井からの水漏れ
壁からの水漏れ
サッシ周りからの水漏れ

特に、「エレベーターピットや地下駐車場」・「台風の時だけ発生する水漏れ」は、それぞれ「地下に埋まっている場所」・「水漏れの発生頻度自体が少ない」という理由から原因を見つけるのが難しい場所です。

このような原因の特定が難しい水漏れも、山陽工業では目視だけではなく、赤外線調査・散水調査・ドローン調査などで入念な事前調査を行い原因から解決しています。
※一部調査は有料で承っております。

それでは、冒頭でご説明した部分的な雨漏り修理工事についてご紹介します!

1.雨漏り発生!原因は『上裏』

今回ご紹介するのは、とある建物のエントランス付近に発生した雨漏りの修理工事です。

雨の日の翌日もエントランスの地面にポタポタと水が垂れていたため、上を見上げてみると、大きな亀裂が…!

これはどこかと言いますと、2階にある上裏(あげうら*)と呼ばれる軒の裏側です。
*上裏…軒だけでなく、庇や階段などの裏側のことも指します。

屋上の防水材が劣化してできた小さな隙間から水が浸入し、壁の中を伝ってこの亀裂から垂れてしまっていたのです。

共用部であり、建物の顔であるエントランスが台無しに…!早急な対処が必要です!

2.部分的な雨漏り修理工事の手順

では、部分的な雨漏り修理工事はどのように行われるのか、一つ一つ詳しく見ていきましょう。

(1)水の入り口を塞ぐ

水が垂れている箇所の前に、まずは水の入り口となっている箇所を塞ぎます。

今回のケースでは、屋上の防水材の一部に発生した小さなひび割れが水の入り口となっていました。

プライマー(下塗り材)の後、ウレタンと呼ばれる防水材を2回重ねて塗っていき、水の入り口を塞ぎます。

(2)足場を架設する

今回工事を行った建物のように雨漏りの原因箇所が高い位置にある場合、足場を架設する必要があります。

足場と聞くと建物全体を覆うイメージがありますが、このように必要な位置にだけ架設することも可能です。

範囲が小さいため、架設・解体にかかる費用や時間は最小限に留めることができます!

(3)古い塗膜を撤去する

塗料によって形成された膜を塗膜(とまく)と呼びます。
水の出口となっている躯体のひび割れを確実に修理するために、劣化して割れたり浮き上がったりしている塗膜を撤去します。

塗膜の撤去が完了した様子がこちらです。

(4)プライマーを塗布する

この後使用する材料を密着させる効果があるプライマー(下塗り材)を、塗膜を撤去した箇所に塗布します。

(5)シーリング材を充填する

シーリング材という材料を充填し、ヘラで押さえて密着させます。このシーリング材で、水の出口となっているひび割れを埋めます。

シーリング材とは、外壁の目地やサッシまわりなどに使われている、ゴムパッキンのような弾力のある材料です。水を弾き、伸縮性があるため、ひび割れの補修にも使われます。

シーリング材充填・ヘラ押さえが完了した状態がこちらです。

塗膜を撤去したことで発生した凹凸も滑らかに整いました!

(6)塗装で仕上げる

ひび割れがしっかり修理され、凹凸も滑らかになったので、最後に表面の色を周りと同じ色に塗ります。

一部のみ塗装を行う際は、複数の塗料を混ぜて調色し、周りの色になるべく近い色を作り出す必要があります。

調色の様子

調色ができたら、塗っていきます。

(7)工事完了!&参考費用・工期

足場を解体したら、雨漏り修理工事は完了です。
上裏の工事前後の写真を比較してみましょう。

まるで何事もなかったかのように綺麗に仕上がっています!
これで雨漏りの心配も要りません。

参考までに、今回の工事でかかった費用と日数はこちらです。

工事費用(参考)

・足場架設・解体/15万円+税
・屋上の防水処理・上裏の亀裂補修/6万円+税
・塗装/4万円+税
合計25万円+税

工事日数(参考)

・足場架設/1日
・屋上の防水処理・上裏の亀裂補修/1日
・塗装/1日
・足場解体/1日
合計4日間

※上記工事費用・日数はあくまで参考です。実際にかかる費用・日数は建物の状況・工事の内容などにより変動いたします。

3.雨漏り修理工事は山陽工業におまかせ!

山陽工業は年間650件以上の工事を請け負っており、これまで様々な建物の雨漏りの原因を突き止め、修理工事を行ってまいりました。

建物の状態によっては、全体の改修工事をおすすめする場合もありますが、可能な限りお客様のご要望に沿った工事プランをご提案いたします。

今は忙しいから、じっくり考えられる時期に全体の工事をしたい
まとまったお金を用意するのが難しい

上記のような理由から部分的な修理工事をご希望の方も、建物の調査・お見積は無料ですので、ぜひ一度山陽工業にご相談ください!

なお、対応エリアは以下の通りです。

この記事を書いた人 山陽工業 かおり

・山陽工業で働く1児の母(2015年入社)
・「こんなこともやっているんだ!」と知っていただける、比較的小規模な工事や少し特殊な工事についての記事を主に投稿します。

★小規模工事についての記事一覧はこちらをクリック

関連記事