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雨漏りの原因を突き止める調査方法とは?雨漏り事例もご紹介!

雨漏りは原因を特定することが難しく、原因が一箇所とも限らないので、補修を行ったのちにしばらくして雨漏りが再発してしまう場合も多くあります。その様な原因を見つけにくい雨漏りは、雨漏り調査を行うことで雨漏りの原因を突き止め、建物の状況に合わせた最適な工事を行うことが重要です。
今回の記事では、そんな原因究明におすすめの雨漏り調査方法である、「発光液調査」を実際の調査の様子と共に詳しくご紹介しているので、雨漏りにお困りの方は必見の記事です!

原因を突き止めて、確実に雨漏りを止めたい方必見!
年間650件以上の施工実績、雨漏りの専門家がお話します!

前に雨漏りを補修したけど、また雨漏りが発生してしまった…

その雨漏り補修工事、原因をしっかりと特定できていなかった可能性があります!

雨漏りは原因を特定することが難しく、原因が一箇所とも限らないので、補修を行ったのちにしばらくして雨漏りが再発してしまう場合も多くあります。

その様な原因を見つけにくい雨漏りや、1度で確実に補修したい場合は、雨漏り調査を行うことで雨漏りの原因を突き止め、建物の状況に合わせた最適な工事を行うことが重要です。

今回の記事では、そんな原因究明におすすめの雨漏り調査方法である、「発光液調査」を実際の調査の様子と共に詳しくご紹介しているので、雨漏りにお困りの方は必見の記事です!

1.雨漏りの原因究明に!「発光液調査」とは?

では、おすすめの雨漏り調査方法「発光液調査」は、なぜ原因を究明できるのでしょうか?

そもそも発光液調査とは?

紫外線ライトを当てると発光する液体を使って行う、雨漏り調査方法のことです。

この雨漏り調査方法の大きな特徴は、発光液それぞれの色に光る液体を使用して調査を行うことで目視で雨水の浸入箇所を確認できる点です。

◆発光液を使用してどの様に目視できる?

例えば、外壁のひび割れ・サッシ周りのシーリング材の劣化など、雨漏り箇所として考えられる場所が複数ある場合です。
そんなときに、原因と考えられる箇所にそれぞれ違う色の発光液をかけ、雨漏り箇所から出てきた水の色を確認することでどこから浸入した水が出てきたのかを特定することができます。

居住者の方の動線を確保した作業

「色の付いた発光液」と言っても、実際に使用する発光液は無色透明です。確認の際に紫外線ライトを照らすことで発光液が色鮮やかに光る仕組みになっているので、調査のために発光液をかけた場所に色が残ってしまう心配はありません!

環境にやさしい

発光液の主成分は、蛍光増白剤と呼ばれるものでできています。これは染料の一種で身近なところでは洗濯洗剤や、市販の白物衣料の製造過程などに使用されている安全な成分です。

そのため極めて無害で人体や建物に影響を与えないので、居住者の方の健康や建物の設備を害する心配はありません

2.今回、雨漏り調査の発光液調査を行う物件

今回は、とあるマンションの雨漏り調査で発光液調査を行いました。

10年程も前から雨が降ると床に敷いてあるマットがべちゃべちゃになる程の漏水があった様です。

外壁の様子を見ると以下の雨漏りの原因となりうる劣化が発見できました…

*コンクリートのジャンカ

外壁のコンクリート表面に、ぽつぽつとした凹みがありますね。これを「ジャンカ」と言います。

コンクリートのジャンカとは、コンクリートの打設不良の事例の一つで、コンクリート打設後に骨材が一部に多く集まることでできる隙間が目立つ不良部分のことです。

ジャンカは、よく見る劣化症状であるひび割れと同じく、水や空気を通しやすくするため、コンクリートの中性化による劣化の発生に繋がってしまいます。

*シーリング材の劣化

シーリング材に、断裂・剥離が見られます。

シーリング材は外壁などの隙間に充填するための目地材です。隙間に充填することで建物に水が浸入するのを防ぐ防水の役割と、弾力性があることから地震などによる衝撃の緩和という大切な役割を持っています。

そのため、このシーリング材が劣化して建物に隙間が出来てしまうと、雨水などが浸み込む原因となり雨漏りに繋がる場合があります。

この様に目視でわかる劣化は発見できましたが、本当にこれが現状の雨漏りに繋がっているのか・どの劣化から浸入した雨水が水みちとなって雨漏りに繋がっているのかは判別できませんね
そこで、これらの劣化箇所を重点的に雨漏り調査の「発光液調査」を行うことで原因を特定して、どの様な工事が必要か調査します!

それでは、雨漏り調査(発光液調査)の実際の流れをご紹介していきます!

3.雨漏りの原因究明「発光液調査」の流れ
(1)土手を作る

雨漏りの原因と考えられる箇所に土手を作ります。

土手を作ったのは、先程シーリング材の断裂が確認できた位置です。発光液をしっかりと溜められる様に丁寧に作ります。

(2)発光液をかける

そして作った土手の中に発光液を溜める様にかけます。

こちらは黄色の発光液です!

発光液が溜まっていますね。

すると、わずか1分のうちにみるみると半分程まで発光液が少なくなりました。

つまり水がここから建物の内部に吸い込まれているということになり、水の入り口となっていることがわかります!

(3)発光液の出口を確認

暫く経って、雨漏りが発生していたドア付近の目地から同じ色の発光液が出てきました。

断裂が起きているシーリング材の隙間が、水みちとなっていたことがわかりますね。

他にも雨漏りの原因として怪しいと考えられる箇所の、ドア周りに青色の発光液・ドア枠下に赤色の発光液・長尺シートの隙間にオレンジ色の発光液をかけています。

様々な色があるんですね!

こちらは暫く経つと、ドアノブ横とドア下の箇所から青色の発光液が漏れてきました。色が分けられているので、ドアに当たっている水がドアからそのまま漏れ出てきてしまうことがわかりましたね。

この様に色を分けて調査できるので、ビルなどの大きな建物でも一度に原因箇所を調査できるのも発光液調査のメリットです!

4.雨漏りの原因究明「発光液調査」なら、山陽工業へ!

今回の記事では、雨漏りの原因を突き止める調査方法である発光液調査についてご紹介しました。
発光液調査は、通常の簡易的な目視などの調査よりも費用は掛かりますが、結果的に原因を特定し最適な雨漏り補修工事を行うことができるので、雨漏りの再発を防ぐことに繋がるおすすめの調査方法です。

再度工事が必要になってしまい、また費用がかかる…なんてことを防ぎます!

5.山陽工業の雨漏り補修工事 事例集

また山陽工業は、防水工事・外壁改修工事に特化した建設会社として30年以上の実績がございます。そのため雨漏りの調査だけではなく、雨漏りの補修工事も数多く承ってまいりました!

天井の雨漏り補修工事
雨漏りによる天井の抜け

天井からの雨漏りを放置した結果、水分が躯体に浸みこみ天井に穴が開いてしまいました
天井上に位置している屋上の防水設備の劣化が原因と見られたので、屋上のウレタン防水工事を行いました。

↓↓以下の記事で、この工事の工程と共に雨漏りに繋がる実際の劣化状況をご紹介しています!

屋上のシート防水工事
屋上防水 シート 劣化

常に熱や紫外線・風雨にさらされていることから、劣化が進みやすい屋上のシート防水が大きく剥がれてしまいました。
屋上の防水設備の劣化は、放置していると雨漏りに繋がるだけではなく劣化箇所から躯体に水が浸み込むことで、建物自体の老朽化に繋がるので、早めの修繕工事が必要です。

↓↓以下の記事で、この工事の工程と共にこの様な大掛かりな工事の際に必要な、アスベスト含有調査についても詳しくご紹介しています。

地下駐車場の雨漏り補修工事

地下駐車場の天井にある配管から雨漏りが発生してしまいました。
雨漏りは、外壁や天井などのイメージが大きいかと思いますが、建物の構造によっては地下駐車場も雨漏りが起きやすい場所の一つで、数多くご相談をいただいています。地下駐車場からの雨漏りを放置してしまうと、駐車されている大切なお車も汚してしまうのでなるべく早急に止めたいですよね。

↓↓以下の記事で、この工事の工程と共に雨漏りの原因特定の流れまでご紹介しています。

体育館の雨漏り補修工事

都内のとある体育館で、何度工事しても雨漏りが止まらないというご相談をいただきました。そして中のコンクリートの状態を見てみると、広い範囲でひび割れが発生していました。

ひび割れまで発生してしまうと、軽く修理したのみでは雨漏りが止まらないケースも…。ですが、「利用される方の多い体育館は壊さずに残したい。」そんな想いから、建物を壊さずに長寿命化のできるIPH工法で、体育館の雨漏り補修工事を行いました。

↓↓以下の記事で、IPH工法について工程と共に詳しくご紹介しています。

山陽工業で行った雨漏り補修工事の一例をご紹介させていただききました。雨漏りが発生して困っている方は、お気軽にお問い合わせください!

なお、対応エリアは以下の通りです。

この記事を書いた人 山陽工業 みさと

広報部として現場で色々な知識を得て、皆さんに発信していきます!

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