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和室をリフォーム工事して、和モダンな洋室へ改装!

和室の「和」の雰囲気を残しつつ、洋室へリフォームしました!床・壁・天井のデザインと新しい家具との調和を考えた結果、素敵な部屋に仕上がりました。

内装工事で大切なのは、仕上がりをイメージすることです!

今回は、山陽工業の行った内装工事の様子を皆様にお届けします。

古い和室をリフォームし、元々の雰囲気を残しつつ和モダンで爽やかな洋室へ改装しました。

工事の流れに沿って、実際の作業内容をご紹介しますので、内装工事を検討している方にとっては参考になると思います。

リフォームするとしたらどのような部屋に仕上げたいか、ご自身の住んでいる・管理されている建物に置き換えて、ぜひ想像してみてください。

1. Before & After

工事を行ったのは、飲食店の個室席として使用されている和室です。

工事前は赤い掘りごたつが印象的な古き良き部屋でしたが、畳を撤去してフローリングを貼り、壁・天井のデザインも一新した結果、今風のモダンな洋室に仕上がりました。

2. 工事の流れ

(1)解体

初めに和室の「一部」を解体していきます。

今回の工事は、新しい家具を活かした和モダンな部屋を作るのが目的です。そのため和室の棚や壁・障子は残したまま、必要な箇所のみを解体していきます。

まずは掘りごたつ用のテーブルを解体していきます。
バラバラにしたテーブルは、収納スペースの新しい棚として再利用します。

床の畳も剥がしていきます。

古い下地材(=畳や掘りごたつを支えていた木材のこと)を打ち壊し、撤去していきます。

同時に、こちらのカウンターも解体します。
かつては給仕を行うための場所でしたが、裏側を完全な収納スペースとして活用するため、新しい壁を作ることに決まりました。

天井や壁の大部分は既存の状態を保ちつつ、床とカウンター周辺の解体が終わりました!

(2)造作

造作工事とは「建物内部の下地を作る作業」です。
解体によって構造部分が丸見えになったカウンター周辺に、新しい間仕切り壁を作っていきます。

既存の下地材を残しつつ、新しい木材を付け足すように組み立てていきます。

パネルを被せていきます。

カウンターの代わりに、新しい壁ができあがりました。

内装工事 リフォーム 造作
(3)下地補強

造作工事は内装の下地を作る作業ですが、その下地を補強していくことを「下地補強」と言います。造作工事とは、似て非なる工事になります。

今回は畳を剥がした床の下地補強をしてきます。
掘りごたつの穴の上から等間隔に、隙間無く木材を敷き詰めます。

このタイミングで電気の配線等、設備工事も進めていきます。

中でも天井の照明に関しては、特に気を配ります。

リフォーム後には、新しいイスやテーブルが搬入されるため、お客様が眩しく感じないよう、またテーブルに置いた料理に影が落ちないよう、様々なシチュエーションを想定しながら、照明の最適な位置と数を決めていきました。

穴を開け、配線を通します。
照明器具の取り付けは、天井のクロスを張り替えてから行います。

下地補強が終わり、床に平らな補強面が出来上がりました!
この上にフローリングを貼っていきます。

(4)内装仕上げ

ここからは床・壁・天井にフローリングを貼ったり塗装を施したりと、部屋全体の見た目に関わる工事に入っていきます。

まずは、床にフローリングを貼っていきます。

木目調のシックな色合いをしたフローリングは、搬入予定のイスやテーブルの色味に合わせて、弊社から提案させて頂いたデザインになります。

フローリングの側面と壁の間に隙間ができないよう、カンナで削っては位置を確かめるといった微調整を行います。

柱の小さな角にもぴったり合うよう、1mm以下の調整を繰り返します。

床がフローリングになると洋室っぽさが一気に出てきますね。

続いて壁の塗装を行います。

和室で多く見受けられる、手触りがザラザラとした壁のことを「塗り壁」と言います。左官職人の手作業によって独特の模様と色合いを生み出し、和室の味わい深さを一層高めてくれる、日本の伝統的な内装材です。
有機物を排出しない天然素材であり、調湿性にも優れている点から、今でも多くの建物で使用されています。

ですがどんなに綺麗な塗り壁も、年数が経てば劣化します。
色がくすんできたり、調湿効果も落ちてしまいます。

ですので今回のリフォームを機に、新しい塗り壁を塗装することになりました。

見本帳の中からお客様に気になるデザインを選んでもらい、実際に塗ったサンプルを確認してもらいます。

お客様からOKをもらったので、塗っていきます。

既存の塗り壁の模様を落として、まずは壁全体を平らにしていきます。

続いて、プライマーと呼ばれる塗料を塗ります。
壁と塗り壁材の密着性を高めてくれる効果があり、外装・内装問わず塗装工事には欠かせない塗装作業です。

プライマーが乾いたら塗り壁材を塗っていきます。
左官職人さんの巧みなコテ使いで、模様を付けていきます。

壁の色が変わったことで、部屋の雰囲気も明るくなりました。

壁面に関しては他にも、木部の柱や扉の汚れを落とす「あく洗い」という工事を実施しました。
別の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください↓

最後に、天井にクロスを張ります。

少し変わったデザインを取り入れて欲しいとのご希望に沿って、弊社からいくつか独特な模様のサンプルを提案しました。

その上でどのような雰囲気の部屋にしたいのか、お客様の想像するイメージを改めてお聞かせいただき、最終的に特徴的でありつつも、部屋の雰囲気に馴染む和テイストなクロスを採用しました。

(5)工事完了!

新しい家具が搬入されると、また雰囲気が変わりますね!

3. 内装工事のお悩みごとは、山陽工業にご相談ください

弊社では、綿密な打ち合わせやカラーシミュレーションによるイメージの共有を通じて、最適な工事プランをお客様にご提案します。

外装・内装問わず、建物に関するお困りやお悩みがあれば、まずは山陽工業までお気軽にご相談ください!調査・御見積は無料です。

なお、対応エリアは以下の通りです。

この記事を書いた人 山陽工業 よーこちゃん

・山陽工業に入社して2年目の広報社員。
・たくさんの現場を巡って、日々様々な知識と写真を集めています。
・施工管理に長けた工事監督さん、この道何十年の熟練職人さんの方々に取材を行い、建物の修繕・改修に関する情報を発信していきます。

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