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放置で被害拡大!!駐車場天井の水漏れ補修工事

この記事では、放置してしまったが故に多くの処置が必要になった、比較的規模の大きい水漏れ補修工事について詳しくご紹介します。水漏れや雨漏りを放置している方はぜひこの記事をご一読いただき、こうなってしまう前に今すぐ山陽工業へご相談ください!

その水漏れ、一日も早く補修を!!!

水漏れの補修には専門業者による工事が必要になりますが、工事と聞くとお金がかかる・業者選びが面倒などの理由で放置してしまう方も少なくありません。
特に、水が垂れるわけではなく、天井や壁にシミができているだけという状況であれば、まだ大丈夫と思ってしまいますよね。

しかし、その考え…非常に危険です!!!

水漏れは放置してしまうことで被害が拡大し、費用も手間も増えてしまうのです!

私たち山陽工業は、水漏れ・雨漏りの補修工事をはじめとした建物全体の修繕工事の専門業者です。

今回は、放置してしまったが故に多くの処置が必要になった、比較的規模の大きい水漏れ補修工事について詳しくご紹介します。

水漏れや雨漏りを放置している方はぜひこの記事をご一読いただき、こうなってしまう前に今すぐ山陽工業へご相談ください!

こんな方は必読!

・水漏れ・雨漏りを発見したが、範囲が小さいので放置している
・水漏れ・雨漏りを放置するとどうなってしまうのか知りたい
・広い範囲の水漏れ・雨漏り補修工事について詳しく知りたい

1.水漏れ発生箇所の状況

工事を行ったのは、都内のとあるアパートの駐車場の天井です。

「水漏れを発見したが放置していたところ、範囲がどんどん広がって心配になってきたので見てほしい」と、建物のオーナー様からご相談をいただきました。

実際に現地を調査してみると、広い範囲に水が漏れ出ていることが一目で分かりました…!

水が垂れている箇所に加え、水が溜まって膨れている(=今後垂れてくる)箇所も見受けられました。

また、現地調査の間も水がポタポタと垂れていました。

この水は、真上にある給水管のバルブが老朽化して漏れ出たものでした。
バルブ内の水圧をチェックしたところ、水圧が弱くなっていたため判明しました。

水圧チェック

このままでは、垂れた水が車や人を濡らしたり汚してしまうだけでなく、水を含んで重くなった天井ボードが落下する恐れもあり、大変危険です!

早急な処置が必要と判断し、迅速に工事の手配を進めました。

2.水漏れ補修工事の手順

それではさっそく、水漏れ補修工事の手順について詳しくご紹介します。

今回は、以下の5種類の工事を行いました。

・給水管のバルブ交換
・天井ボードの撤去
・天井ボードの新設
・天井ボード(全体)の塗装
・照明器具の交換

全ての工事(塗装の乾燥期間含む)は4日で完了しました。
※作業日数はあくまで参考です。実際の作業日数は、建物の状況や水漏れの原因により前後します。

(1)給水管のバルブ交換

まずは水漏れの原因を取り除き、水漏れを止める必要があります。

今回の建物では、古くなっていた給水管のバルブを交換しました。下の写真の黄色枠で囲んであるのが、新しいバルブです。

水漏れの原因を取り除いたら、いよいよ水が染みてしまった天井の補修のスタートです!

(2)古い天井ボードを撤去

水が染みてしまっているボードを全て撤去します。
撤去してみると、改めて被害の大きさが分かります…。

水漏れを放置することによって、こんなに広い範囲の工事が必要になってしまうのですね。

照明器具も一旦外してしまうので、明るい場所で安全に作業ができるよう、仮設照明を取り付けます。

(3)新しい天井ボードを新設

新しい天井ボードを、電動ドライバーを使って取り付けます。

天井裏の点検に使われる点検口も新しいものを取り付けます。

天井ボードの新設が完了した状態がこちらです。白い部分が今回新設したボードです。

このままでは色がちぐはぐで見た目が良くないので、ボードを新設していない部分を含めた天井全体に塗装工事を行い、綺麗に仕上げます!

(4)天井全体を塗装

まずは、シーラーと呼ばれる下塗り材を塗ります。シーラーは無色透明ですが、塗ることで下地(天井)と上塗り材(塗料)の密着性を高める効果があります。

次に色のついた塗料を塗っていくのですが、その前に、ボードを新設した際のビスによる凹凸を滑らかにする作業を行います。この作業は「パテ処理」と呼ばれ、塗装を美しく仕上げるために非常に重要な作業です。

パテ処理完了後、表面をサンドペーパーで削って整えます。この作業を「ケレン」と呼びます。

表面の凹凸が滑らかになったので、塗料を塗っていきます!

初めに塗る箇所は、端部の細かい部分です。ローラーでは塗りにくいため、刷毛を使って塗っていきます。

そのあと、ローラーで全体にしっかりと色を付けていきます。

一度全体を塗ったら完全に乾燥させ、再び同じ色の塗料を重ね塗りしていきます。
こうすることで厚い塗膜(塗料の膜)ができ、天井をしっかりと保護することができるのです。

こちらで塗装工事は完了です。天井の安全性はもちろん、色を明るい緑系の色にしたので、空間全体が明るい印象になりました。

(5)照明器具の交換

最後に、工事のため外した照明器具を、新しいものに取り替えます。元々は通常の蛍光灯でしたが、この機会により明るさが長持ちするLED照明に付け替えました。

LED照明への付け替えに加え、「せっかくなら、毎日駐車場を利用する方のためにもっと便利な機能が欲しい!」というオーナー様のご要望で、暗くなると自動で照明が点く『センサー機能』を追加しました。

建物の外にセンサーを設置することで、外が暗くなるとセンサーが反応して照明がONになる仕組みです。外が明るくなると、同じ要領で照明がOFFになります。

外に設置した照明のセンサー

これにて、駐車場天井の水漏れ補修工事は全て完了しました!

3.駐車場天井のBefore・After

天井の施工前後の写真を比較してみましょう。

放置してしまった分大掛かりな工事になってしまいましたが…無事に補修ができた上、センサー機能を追加したことで利便性もUPして良かったです!

4.水漏れ補修のプロ、山陽工業にお任せ

私たち山陽工業は1991年の創業以来、戸建てから100戸以上の大きなマンションまで様々な建物の水漏れ・雨漏り補修工事を請け負ってまいりました。

水漏れや雨漏りの原因を明らかにする建物調査と、建物に必要な工事のご提案・お見積りは無料で承っております。

水漏れや雨漏りの被害が大きくなってしまう前に、山陽工業へご相談ください!

なお、対応エリアは以下の通りです。

この記事を書いた人 山陽工業 かおり

・山陽工業で働く1児の母(2015年入社)
・「こんなこともやっているんだ!」と知っていただける、比較的小規模な工事や少し特殊な工事についての記事を主に投稿します。

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