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シート工法による外壁仕上がり

意匠性×安全性+長寿命の実現

 山陽工業では、最新の工法による施工を積極的に行っています。そのうちの1つがシート工法と呼ばれるものです。

*シート工法とは?

 名前の通り、シート材を使った外壁用工法です。最大の特徴は、砂岩や御影石のようなテクスチャをシートに再現していることです。まるで本物の石のようにザラザラとしていながら、素材はシートで出来ているので非常に軽い仕様となっております。また、漏水及びコンクリートの剥離につながる劣化の要因をカットし、建物の長寿命化にも貢献しています。

 意匠性と安全性に加え、長寿命化の要素を兼ね備えたシート工法の施工をご紹介していきます。

この建物を施工していきます

 今回はビルの4面のうち、1面(上の写真)にのみシートを貼っていきます。実験的な意味合いが強いため、施工のシートの貼り方やテクスチャの見栄えに注目していきしょう。

施工の手順 〜
  • 1. 平だし文字通り、外壁を平らにします。
  • 2. 墨出しシートを貼るための位置だしをしていきます。
  • 3. シート貼り施工の目玉です。シートを貼っていきます。
  • 4. シーリング弾力のある樹脂であらゆる隙間を埋めていきましょう。
  • 5. サッシ塗装サッシとは窓枠のこと。ここを塗装していきます。
1 平だし 外壁の凹凸を平らにしていきます。凹みの深度に合わせて、モルタルを塗り分けていきます。

 施工前の外壁には、細かな凹凸(吹き付けタイル)がついており、目地の部分は深い溝ができています。このままではシートを貼れないため、まずはこれらを平らにしていく必要があります。

 最初は、目地の溝から埋めていきましょう。

 下地調整材を使っていきます。

 平らにすることを意識した動きで、金ゴテを動かしていきます。

 目地の溝がどんどん埋まっていきます。この時点でも大分、壁が平たくなったように見えますね。

 次に、角だしを行います。建築時に削られた柱の角を敢えて尖らせる作業です。
 シートを貼りつけるためには、一定の面積を持つ平面または曲面が必要になるので、小さすぎる面は角を出して、外壁の形をわずかに変えました。

 角だしが終われば、2回目の平だしです。外壁全体にモルタルを塗っていきましょう。

 平だしの工程を経て、壁の色や質感が大きく変化し、外壁が一度まっさらな状態になりました。

2 墨出し シートを設計図通りに貼るため、位置を出していきます。シートは長方形のかたちをしているので垂直と平行に気をつけながらチョークの粉で線を引いていきましょう。

 次は、外壁に設計図通りの貼り位置を書き出していきます。

 ものさしを使ってミリ単位まで正確に測ってから、ペンで点印をつけいきます。

 チョークラインと呼ばれる道具を使えば、まっすぐな直線を比較的簡単に描くことができます。ものさしとペンで点印を残し、複数の点印をチョークラインで直線にしていく作業を繰り返します。

 縦線は地面と垂直であるかどうかが重要であるため、垂直測定器を使って正確な角度を出しておきます。

 シートの切り取り方や、各長さまで緻密に計算されているのが分かります。

3 シート貼り シートを貼っていきます。鎧張り工法で貼りつけていくと、防水性アップや長寿命化など様々な利点があります。

 墨出しが終わったところで、ようやくシートを貼る工程に入っていきます。以下2種類のシートを決められた形にカットしてから、鎧張り工法で貼っていきましょう。

 ちなみにカットの様子はこんな感じ。

 まずは墨出しの完了した外壁に、

 強力なボンドを塗っていきます。

 その上に、カッティング済みのシートをペタリと貼りつけて、

 ローラーやヘラを使って、隅々まで圧着させていきます。

 目地の両面テープを剥がしてから、

 重ね合わせるように次のシートを貼りつけていきます。
 全てのシートが一枚壁のように連結すると、劣化要因をブロックしてくれるだけでなく、重ね貼りにより壁面の防水性がアップしますので、より強力な外壁が形成されます。

その結果
意匠の豊富さに加えて、長寿命化を実現します。

 他のシートも同じ要領で貼りつけていきます。

 シートにはある程度の柔軟性があるので、曲面にもしっかり貼ることができます。

4 シーリング 雨水などが入り込まないように、弾力のある樹脂であらゆる隙間を埋めていきます。

 続いてシーリングを施工していきます。作業の内容としては、余った目地に樹脂性の詰め物をすることで、水漏れを防ぎます。

 窓枠とシートの隙間にも、このようにシーリングを施します。

5 サッシ塗装 サッシとは窓枠のことです。アルミサッシの汚れやキズが綺麗になると見栄えがとても良くなります。

 シートの貼りつけに関わる作業が完了したのち、最後にサッシ(窓枠)の塗装をしてあげましょう。

 スプレーで塗装をしてから、

 すぐに風を当ててあげると、

 サッシの色味と輝きが美しく生まれ変わりました。

施工完了! こんな風に仕上がりました。

 このシート工法は、複数のメリットを兼ね備えている点からも外壁施工の進化系の一つであると考えています。山陽工業では、豊かな経験と確かな知識を誇る施工管理技士達によって、シート工法による実績を着実に増やしております。

 また、シート工法の施工はもちろんのこと、 塗装・防水工事を中心に 幅広い工事を請け負っています。 現在、診断からお見積もりまで 無料で 実施致しておりますので、是非とも下のホームページからご覧になってみてください。

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