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サビから守る!鉄骨階段の長尺シート貼り工事

鉄部のサビは景観を大きく損ね、腐食や崩落の恐れもあります。特に外部に設置してある鉄骨階段は、劣化が進みやすいため、早めの対処が必要です。山陽工業が得意としている防水工事は、階段だけの施工も大歓迎です。

鉄骨階段に関して、こんなお悩みはありませんか?

サビついてしまって見栄えが悪い…

サビたところが割れて穴が開いている!安全性が心配。

鉄部のサビは景観を大きく損ねるだけでなく、放置してしまうと腐食や崩落の恐れもあり、大変危険です。
特に外部に設置してある鉄骨階段は、紫外線や雨等の影響を受けて劣化が進みやすいため、早めの対処が必要です。

今回の記事では、そんな鉄骨階段の補修工事について詳しくご紹介します。

1.現場を調査

今回工事を行ったのは、都内のとあるマンションです。
管理会社の方から、「外部の鉄骨階段が古くなってきたので見てほしい」とのお問合せをいただき、現場を調査しました。

この階段は非常階段としても使われるということで、いざという時も安全に使用できるよう、劣化が進んでしまう前に補修することにしたそうです。

実際に現場を見てみると、全体的にサビや汚れが目立ちました。
床に塗ってある塗料も所々剥がれてしまっています。

通常、階段の角の部分には、ノンスリップという滑り止めの金物が取り付けられているのですが、上の写真の箇所では外れてしまっています。

参考:ノンスリップ

また、踊り場には窪んでしまっている箇所がいくつかありました。窪んでいる箇所には雨水が溜まるので、結果的に雨漏りが発生しやすくなってしまいます。
下の画像の線が引かれている部分の外側が、窪んでいる箇所です。

細かなところにもサビや、錆汁の垂れが目立ちます。

毎日使う階段。確かにこの状態ですと、ちょっと不安です…

それではさっそく、補修工事を開始します!

2.サビから守る、防水工事

まずは、サビにくい階段に生まれ変わらせるために、防水工事を行います。
この建物は、外部階段の床と廊下(内部)の床でそれぞれ異なる材料が使用されていました。

写真の上部・階段には塗料が塗ってありますが、下部・廊下には長尺シートという防水材が貼られています。

長尺シートは、滑りにくく、遮音効果があり、汚れを落としやすいため、マンション等の廊下や階段によく使われています。

従来と同じ塗料では雨水が溜まりやすく、どうしてもサビの発生や進行を防ぎきれません。
そこで今回の工事では、防水性を高めるため、廊下と同じ長尺シートを階段にも貼ることにしました。

初めに、施工箇所をまっさらな状態にするために、既存の金物や剥がれた塗膜を撤去します。

また、現地調査で線を引いた、踊り場の窪んでいた箇所は、モルタルで下地処理を行い、平らに均します。

次に、端部からの浸水をより一層防ぐため、ウレタンという防水材を塗布します。

ウレタン塗布まで完了した状態がこちらです。

側溝がある場合は側溝にウレタンを塗りますが、ない場合はこのように両端にウレタンを塗り、浸水を防ぎます。

次に、長尺シートの貼り付け作業を行います。
ボンドを塗布し、長尺シートを1枚ずつ貼り付けます。

こちらのシートはノンスリップが一体型になっているため、階段との間に隙間を作らずに取り付けることができます。
そのため、階段とノンスリップの隙間から浸水してしまう恐れもありません。

最後に、シートを密着させるために転圧を行います。

非常にきれいな階段になりました!

これで施工完了!ではなく…

サビにくい階段にするために、もうひと頑張りです!

3.更に!サビから守るための、シーリング工事

長尺シートを貼った、この端の部分。今は隙間が空いています。

シートを貼る前にウレタンを塗布したので、雨漏りの心配はありません。しかし、シートの下に水が浸入してしまうと、サビやカビの原因になります。
水の浸入を防ぐために、シーリング材で隙間を埋めましょう!

初めに施工箇所を清掃し、周りにシーリング材が付着しないように養生を行います。

次に、シーリング材を充填し、ヘラで押さえて密着させます。

こちらでシーリング工事完了です。

4.施工完了

こちらでようやく施工完了です。
施工前・施工後の写真を見比べてみましょう。

まるで新築のようにきれいになりましたね!

見た目だけでなく、雨漏り・サビが発生しにくい滑りにくいといった安全性が向上したことも嬉しいポイントです。

また、工事の序盤で劣化した塗膜を除去した際に、一緒に剥がれてしまった塗膜もサービスで補修しました。

細かいところまで抜かりなく!建物のプロとしてのプライドです!!

5.階段「だけ」の工事も、山陽工業は大歓迎です!

今回の記事で取り上げた「長尺シートの貼り替え」については、こちらの記事で更に詳しくご紹介しています。

長尺シート貼りの費用は、¥3,800~/㎡にて承っています。
※ 上記価格には高圧洗浄・既存撤去など、下処理費用及びシール防水費用は含まれておりません。

なお、対応エリアは以下の通りです。

「建物全体はまだ綺麗だけど、鉄骨階段だけサビていて目立つ…」
「外部階段の劣化が早くて、安全性が心配。」

鉄骨階段や外部階段の劣化は、特に目につきやすいものです。階段「だけ」の工事も、山陽工業にお任せください!
工事の大小に関わらず、責任を持って施工いたします。

まずはお気軽にお問い合わせください!

この記事を書いた人 山陽工業 かおり

・山陽工業で働く1児の母(2015年入社)
・「こんなこともやっているんだ!」と知っていただける、比較的小規模な工事や少し特殊な工事についての記事を主に投稿します。

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